中田衛一22歳過労死裁判支援ネットワーク結成総会
九月一四日、「中田衛一22歳過労死裁判 支援ネットネットワーク」(通称「中田衛一ネット」)の市内結成総会が行われました。多くの青年のほか、中田衛一さんの両親、北部支援の会の人たちなども含め六六人が参加しました。
佐藤克昭弁護士(京都法律事務所)から「中田裁判の意義」の講演にはじまり、原告(両親)と西村事務局長からの訴え、参加者の発言がありました。
中田衛一さんは、府立工業高校の卒業生。九七年、高校卒業後トステム綾部(株)に入社。受注した製造数が完成するまで作業を終えることができない部署に配置され、〇一年からの二交代制に。仕事がきつく辞めていった正社員を派遣社員で補充するといった条件下、過酷な長時間労働を強いられる中で、〇一年六月一六日、深夜勤務から帰宅後眠りにつきそのまま、帰らぬ人となりました。
会社の給料明細上では時間外が九一時間(二〇〇〇年七月)、七八時間(同年八月)等、過重な時間外労働が常態化していました。死亡一ヶ月前の時間外労働は一三九時間二〇分に達しています。勤務していた四年間で、中田さんの体重は九〇キロ超から七二キロまで激減しました。タイムカードもない上に、会社が示した時間外労働時間も実際の時間外労働時間とはかけ離れていました。
こういったことからもご両親は、一つに衛一さんの死因が過労死であることの認定と、二つ目に二度と同じ被災者が出ないように会社が働き方を見直すことを求めて今年六月一二日、会社を相手に裁判を起こされました。
会場から真っ先に発言に立った綾部高校教諭の水谷さんは、中田さんの高校時代の様子や現在の生徒たちを取り巻く生活の厳しさにも触れ「二度と過労死をうまないために、高校で働き方や権利等についての学習を大事にしていきたい」と話しました。
北部では支援の会が五〇〇人になったとのこと、市内でも目標の一〇〇〇人を大きく超えるネットワークをつくってほしいという北部の会からの激励もありました。
〈中田衛一ネット会員にぜひ〉
個人会費は 一年間 一口 一〇〇〇円。
事務局:京都職対連(京都市中京区壬生仙念町ラボール京都)
TEL:075-803-2004 FAX:075-803-2134
