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西通学圏交流集会

「京都市・乙訓地域の通学圏・高校入試制度」をめぐって乙訓で学習会

府教委・京都市教委は一ヶ月余という異例のスピード審議で「京都市・乙訓地域の通学区域・選抜方法の改善(案)」を決めました。

乙訓ブロックではいちはやく、西通学圏交流集会の実行委員会を開催し、乙教組や新婦人、子ども会サークル代表と一緒に八月三日、学習会を開催し、保護者や教職員二三人が参加しました。

佐野副委員長から、『山城地域入試黒書』にもふれながら、府教委の提案内容や問題点などの報告を中心に学習と意見交流を行いました。四年前に入試制度改革 が行われた山城通学圏では、前期特色選抜の結果、多くの中学生が不合格を体験し、中学校生活や友達関係、その後の高校生活にも影響を与えていること、「受 かる高校選び」をさせられ、高校間の格差が拡大し、結局遠距離通学も余儀なくされているリアルな実態が話されました。

 
■参加された小・中学校の保護者からの感想を紹介します。
○「特色ある学校」を売りものにして生徒を募集する制度に疑問を感じます。どの高校でも確かな基礎学力をつけられるようにすれば、子どもたちも安心して行 きたい高校へいけると思うし、一五歳の子どもに将来何になりたいのか具体的に決められるのか…本当に専門的なことを勉強したいのなら大学へ入ってからしっ かり勉強すればいいと思いますが、それでは遅いのでしょうか。

○山城地域の実態がわかり、乙訓も同じようにされようとしていることを危惧しています。すでに高校は、保護者・生徒の中でランク付けされており、大学進学 を目標とする保護者は単独選抜を望むでしょうし、逆に近くの高校をと考えていた保護者の中にも、入学高校の線引きが不透明な中で、単独選抜の方がよいと考 える人も出てくるように思います。いろいろな面でよくわからないことが多いことに保護者は不満と不信を持っている…知らせることが何より大切と感じまし た。

○次々に、一方的に推進される高校改革には納得できないことが多くある。地元高校にかかわる「うわさ」にふりまわされている地元中学校としては、現場を無視したような施策をとても許せない思いでいるのが現状です。確かな情報を知りたい思いでいっぱいです。

○公立高校ならどこの高校でも確かな学力をつけ、成長していける教育がされることが何より大切なことと思います。学校の格差ができることはよくないです。 どんな時期にやる気がでて勉強するようになるかは生徒個々によって違っていることもあるし、はやくから自分自身を一つの物差しにあてはめてしまうのは本当 によくない。今日参加して、改めて入試制度の大切さを感じました。もっと一人一人を大切にする教育制度になってほしいです。