京都府高ニュース

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新連載:憲法・教育基本法へのラブレター

我が家の塀には、「全日本教職員組合/子どもと教育・文化を守る京都府民会議」が作った「やめさせましょう! 教育基本法の改悪」のポスターが貼ってある。

さすがに新年を迎える時には、「ちょっと未練がましいなぁ……」と思ったが、自分の手ではずす気持ちになれなかった。
 一月一三日の府高旗開きの午前中は、京教組07春闘学習会に合流し、植田健男氏(名大大学院教授)の講演を聴いた。植田氏がこの講演で、「私たちの教育基本法」と言っておられるのを新鮮な気持ちで受け止めた。「私たちの教育基本法は生きているんだ。私たちの教育基本法を生かすたたかいはこれからも続くんだ」と思った。
 新採の桃山養護学校から、山城高校定時制と、僕が若い時代を過ごした二つの学校には、「希望するすべての生徒に後期中等教育を」という共通のスローガンがあった。憲法・教育基本法を教育の中に生かす実践をみんなで追求していた。恵まれた環境ではなかったけれど、ゆたかな実践を育む土壌があった。
 植田氏は、憲法「改正」を終えるまで、教育基本法は違憲立法的性格を持っていると指摘し、準憲法的性格を持った「私たちの教育基本法」は、今も存在している。「私たちの教育基本法」が今も生きているとする根拠である。憲法に依拠し、新教育基本法に続いて出てくる関連改悪法案を阻止するたたかいは続く。
 「私たちの教育基本法」を取り戻す中心には、府高の存在がなくてはならない。僕はもうすぐ定年退職だけれど、このたたかいは府高と共にありたいと願う。(鴨沂全日制分会 伊藤 哲英)